金融庁ワニーサの金融経済教育

ワニーサが行く 日本全国ごあいさつの旅

表敬訪問レポート

in 富山県

ワニー参事官が富山県・新田知事を表敬訪問!

訪問日時
2026年6月3日(水)

2026年6月3日、金融庁の資産形成促進・金融経済教育推進担当であるワニー参事官(ワニーサ)が富山県庁を訪れ、新田知事を表敬訪問しました。

今回の訪問は、地域における金融経済教育のさらなる充実に向け、富山県と関係機関が一層の連携強化を図ることを目的としたものです。会場となった大会議室には、北陸財務局の原井局長、富山財務事務所の谷内所長に加え、元気とやまマスコット「きときと君」も応援に駆けつけました。

富山県全体での金融リテラシー向上とファイナンシャル・ウェルビーイングの実現へ!

はじめに、北陸財務局の原井局長より、ワニー参事官の紹介が行われました。2018年の「つみたてNISA制度」創設とともに誕生したワニーサは、資産形成の促進に加え、現在は金融リテラシー向上に向けて金融経済教育を推進する重要な役割を担う「ワニー参事官」として活動していることが説明されました。

続いて、政府が日本銀行や金融業界団体とともに設立したJ-FLEC(金融経済教育推進機構)について紹介がありました。原井局長は、J-FLECが学校や職場に中立・公正な講師を無料で派遣する取組を行っていることに触れ、富山県内においても金融経済教育推進のための積極的な活用を呼びかけました。

さらに、富山財務事務所の谷内所長より、富山県内における金融経済教育の現状と課題について説明がありました。幸せで安心した暮らしの実現には、お金に関する知識や判断力を身に付けることが重要であることを強調。そのうえで、富山県では「金融教育が必要」と考える人の割合が64.2%に達する一方、実際に学校等で教育を受けたと認識している人は8.1%にとどまっている現状が共有されました。政府は令和10年度末までに、この割合を全国で20%に引き上げることを目標としており、谷内所長は、富山県や富山県金融広報委員会、県内金融機関、関係団体と連携を密にしながら、J-FLECの広報活動や高齢者向け金融犯罪被害の未然防止活動に取り組み、富山県全体の金融リテラシー向上を図っていきたいと述べ、協力を呼びかけました。

リスク管理と詐欺防止の両面から、より一層重要な金融教育を!

これを受けて、新田知事からは、先進的な消費者教育の取組として、昨年の6月に「富山県消費者基本計画」を策定し、お金に関する知識や判断力を身に付ける事は、自立した消費生活に不可欠なものであり、消費者教育の重要な要素として計画に位置付けていることの紹介がありました。
具体的には、夏休みに親子でお金の使い方を学ぶ講座を開催しているほか、平成14年からは県弁護士会と連携し、特別支援学校を含む県内高校生を対象とした出前講座を実施しています。クレジットカードの仕組みやデジタル決済の基礎、実際の金融トラブル事例などを学ぶ機会を提供しており、これまでに延べ585校で615講座を開催し、約7万6,000人が受講した、全国的にも先進的な取組です。

また、新田知事は富山県の目指すビジョンである「ウェルビーイングの先進地域」に触れ、身体的・精神的な健康だけでなく「ファイナンシャル・ウェルビーイング」も非常に重要であると強調しました。今後も金融庁や北陸財務局、金融機関や経済団体との連携を深め、取組をさらに積極的に推進していきたいとの考えを示されました。

さらに、新田知事は幼少期の思い出として、6月1日に開催される富山市の「日枝神社の山王まつり」について触れられました。
「子どもの頃、握り締めて行ったお小遣いをどう使うか、子どもながらにポートフォリオを考えていました。あれも一つの金融経済教育の場だったと思います」と振り返り、これに対してワニー参事官も大きく共感。原井局長も「後から“あっちにすれば良かった”と思ったりね。子どもなりに良い学びの場です」と笑顔で応じ、会場は終始、和やかな雰囲気に包まれました。

表敬訪問の締めくくりでは、引き続き官民が一体となり、富山県におけるファイナンシャル・ウェルビーイングの実現および金融経済教育のさらなる推進に向けて取り組んでいくことを確認しました。

最後に、新田知事とワニー参事官による名刺交換が行われ、元気とやまマスコット「きときと君」も加わり記念撮影が行われました。温かく和やかな雰囲気のもと、表敬訪問は締めくくられました。

表敬訪問ムービー

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