福井県全体での金融リテラシー向上へ!

まず、金融庁金融経済教育推進室の本田室長から、ワニー参事官の紹介が行われました。2018年の「つみたてNISA制度」創設とともに誕生したワニーサは、2025年2月13日の「NISAの日」から、金融リテラシー向上を目的とした金融経済教育の推進も担っていることが説明されました。
また、2024年4月に設立されたJ-FLEC(金融経済教育推進機構)についても紹介がありました。J-FLECでは、職場や学校などへ中立・公正な講師を無料で派遣する事業を全国で展開しており、福井県内での積極的な活用が呼びかけられました。
続いて、北陸財務局福井財務事務所の三ツ池所長から、福井県内における金融経済教育の現状と課題について説明がありました。福井県では、「学校等で金融教育を受けた」と認識している人の割合が8.9%にとどまる一方で、69.4%の方が「金融教育が必要」と感じている実態が紹介されました。
また、政府が令和10年度末までに「金融経済教育を受けたと認識している人の割合」を、20%まで引き上げる目標を掲げていることにも触れ、福井県や福井県金融広報委員会、県内の金融機関とのさらなる連携や、J-FLEC講師派遣事業の活用への期待が示されました。
「全世代リスペクト」で推進する金融リテラシー向上

これに対し、石田知事は、新NISAの普及によって資産形成への関心が高まる一方、SNS型投資詐欺などの金融トラブルが増えている現状に言及し、「一人一人が正しい知識を身につけ、適切に行動することが重要だと思っております」と、力強く語られました。
また、石田知事は、自らが掲げる「全世代リスペクト」のコンセプトのもと、就学前から小・中・高校、大学まで切れ目のない消費者教育を推進するとともに、J-FLECの出前講座などを活用した学びの環境づくりについても触れられました。
さらに、「人生100年時代を迎えるなかで、進学、就職、結婚、子育て、そして老後まで、県民一人一人が夢や目標に向かって挑戦し、安心して暮らしていくためにも、金融リテラシーは重要です。金融リテラシーを向上させ、自ら考え行動する力を身につけることが、金融経済教育において大切だと思っております」と、金融リテラシー向上の必要性について熱意を込めて語られました。
最後に、石田知事とワニー参事官による名刺交換が行われました。その後、福井県PRマスコットキャラクター「はぴりゅう」も加わって記念撮影が行われ、終始和やかな雰囲気のなかで表敬訪問は終了しました。
今回の訪問を通じて、福井県民の安心・安全な暮らしの実現に向け、福井県、金融庁、J-FLEC、北陸財務局をはじめとする関係機関が連携し、金融経済教育のさらなる推進に取り組んでいくことを確認しました。
