金融経済教育 未来への投資は「学ぶ」ことから始まる

初めに、金融庁 金融経済教育推進室の藤岡室長から、今回の表敬訪問の趣旨や、金融経済教育における金融庁の取り組みの説明が行われました。また、2024年4月に政府が日本銀行や金融業界団体と官民一体で設立したJ-FLEC(金融経済教育推進機構)についても言及。J-FLECでは、中立公正な講師を職場や学校へ派遣しており、青森県でも金融経済教育推進のために積極的に活用するよう呼びかけました。
次に、東北財務局の神谷局長が、金融経済教育推進に向けた取り組みを説明し協力を依頼しました。現在、青森県内において金融教育を受けた人の割合は6.7%(全国平均:7.1%)にとどまっています。政府は、令和10年度末までに「金融教育を受けたと認識している人の割合」を20%にすることを目指しており、そのためには青森県内の関係各所との一層の連携が必要な旨を伝えました。「県民の皆様のファイナンシャル・ウェルビーイングの実現に向けて、金融リテラシーの更なる向上が必要と考えています」と神谷局長は話します。
強力タッグで青森のファイナンシャル・ウェルビーイングを目指す

宮下知事からは、「青森県内において金融教育を受けた人の割合は6.7%という事実に大変驚きました」とし、単なる預貯金だけではなく、投資への取り組みなどを考えていくことも、資産形成の上でひとつの有効な方法であると話しました。その中で、金融庁やJ-FLECが中立な立場で金融経済教育を普及することで「県民の皆さんの所得向上に繋がることも大いにある」と期待を語りました。
青森財務事務所の鈴木所長は、金融庁、財務局、J-FLECと青森県が連携し、県民への金融経済教育を推進していく意向を示しました。青森県のこれまでの取り組みに感謝を述べつつ、さらなる連携強化を求め、要望があれば青森財務事務所への連絡を呼びかけました。この連携により、青森県における金融経済教育の普及がさらに進むことが期待されます。
最後に、宮下知事とワニー参事官(ワニーサ)の名刺交換と記念撮影が行われました。「人間以外と名刺交換をするのは初めて」と話す宮下知事の言葉に、会場全体が笑顔に包まれました。

