石川県全体での金融リテラシー向上へ!

はじめに、北陸財務局の原井局長からワニー参事官のこれまでの歩みや、一昨年に設立されたJ-FLEC(金融経済教育推進機構)による、中立・公正な講師派遣施策について紹介がありました。
続いて、黒沼理財部長より、石川県内における金融教育の現状について説明がありました。現在、県内において「学校等で金融教育を受けた」と認識している人の割合が7.7%にとどまる一方、「金融教育が必要である」と考えている人の割合は68.6%に上るという実態が示されました。政府が掲げる、令和10年度末までに「金融教育を受けたと認識している人の割合」を全国で20%に引き上げる目標の達成に向け、県や金融広報委員会、地元の金融機関との連携を一層強化していく重要性が強調され、J-FLECの積極的な活用が呼びかけられました。
さらに、石川県の具体的な取組として、普及啓発活動では、5月23日(土)に、イオンモール白山で開催予定の金融経済教育推進イベント「ワニーサと学ぶ 未来のためのお金の教室 in 石川」が紹介されました。当日は、ワニ―参事官も登場し、親子層をはじめとする幅広い世代が楽しく学べるステージショーや子ども向け授業などのプログラムを用意し、教育機会の創出と認知拡大を図ることが説明されました。
また、今後の継続的な取組として、石川県金融広報委員会や関係団体との連携体制をさらに強化し、J-FLECが提供する中立・公正な講師派遣などの支援策を広く周知する広報活動に努めていく方針が示されました。あわせて、金融犯罪被害の未然防止を目的に、高齢者を対象とした啓発活動にも重点的に取り組むことが共有されました。
自分の将来を考えるきっかけに!

山野知事は、「以前、原井局長とお会いした際に、ワニー参事官の名前の由来について、『積立はNISA』から『つみたてワニーサ』となった事をお聞きして、なるほどと思いました。そのとき『では、iDeCo(個人型確定拠出年金)はどうするのですか?』とお尋ねして、そのままになっていましたね」と、過去の和やかなエピソードを披露されて、会場は笑いに包まれました 。
さらに、金沢市長を4年前まで務めていた山野知事は、当時から資産形成やライフプランに関心をお持ちで、「市長時代から、iDeCoの仕組みは素晴らしいと感じており、友人や職員にも『絶対にやった方が良い』と勧めていました。当時はまだ新NISAが始まる前でしたが、現在はNISAが大幅に拡充され、世間のニーズも非常に高まっていると感じます。新NISAは、金融教育の大切さを知ってもらうための大変良いきっかけになっているのではないでしょうか」と、現在の機運の高まりについて述べられました。
また、国の政策や報道にも触れながら、金融経済教育がもたらす将来への効果について、「制度や報道を通して、県民の皆様が『自分の将来』を考えるきっかけになれば、大変意義深いと思います。そして、今回のワニー参事官の訪問を契機に、小さな子どもたちにもお金に関心を持ってもらえるのではないかと、今後の展開を楽しみにしています」と、期待を込めて語られました。
最後に、ワニー参事官と山野知事による名刺交換および写真撮影が行われました。終始、地域への温かい思いと活気に満ちた、有意義な表敬訪問となりました。
