鹿児島県の「学びたい」意欲を後押し

まず、金融庁 金融経済教育推進室の藤岡室長より、官民一体で設立されたJ-FLEC(金融経済教育推進機構)の取組やワニー参事官の職務について紹介が行われました。藤岡室長は、J-FLECが学校や職場へ無料で中立・公正な講師を派遣していることを説明し、鹿児島県内での積極的な活用を呼びかけました。
続いて、九州財務局 鹿児島財務事務所 内村所長より、金融広報中央委員会が実施した「金融リテラシー調査」における鹿児島県の調査結果について説明がありました。アンケート結果から「老後の生活費について資金計画を立てている人の割合」は32.2%で全国平均(38.4%)を下回るものの、「学校で金融教育を行うべきと思っている人の割合」は全国第2位(76.6%)と高く、鹿児島県においてもさらなる金融経済教育の充実が求められている現状がみえるところです。
こうした現状を受け、鹿児島財務事務所では現在、鹿児島県金融広報委員会などの関係機関と連携し、金融経済教育の広報や継続的な活動に注力しています。今後は、県民の金融リテラシー向上に向け、金融トラブル防止や資産形成など、多様なニーズに合わせた講師派遣や講義の取組をさらに充実させ、高い学習意欲にしっかりと応えていくことを改めて確認しました。
塩田知事、金融経済教育への想い

これらを受け、塩田知事は深く頷きながら熱心に耳を傾けました。鹿児島県の実態や課題を受け止めつつ、学校教育現場などの要望に応え、適切かつ正しい取組を推進していきたいという前向きな姿勢を示されました。 塩田知事は、「これを機会に、関係各所と協力しながら、県民の皆様への金融知識や金融経済教育の普及に努めてまいりたいと思います」と力強く宣言しました。
終盤には、塩田知事とワニー参事官による名刺交換が行われました。右肩上がりの資産形成を象徴するワニー参事官の尻尾にとまる小鳥の「つみピー」と「たてピー」に塩田知事が興味を示される場面もありました。ワニー参事官と二羽を合わせて「つみたてワニーサ」になるというエピソードが披露されると、会場は和やかな笑いに包まれました。 塩田知事はワニー参事官と何度も固い握手を交わされ、今後の連携への期待と機運が高まる貴重なひとときとなりました。

