三重県全体での金融リテラシー向上へ!

はじめに、東海財務局 津財務事務所 石田所長より、ワニー参事官の紹介が行われました。
2018年の「つみたてNISA」制度創設とともに誕生したワニーサは、現在、資産形成の促進に加え、金融経済教育を推進する重要な役割を担う「ワニー参事官」として活動していることが説明されました。
続いて、2024年4月に設立されたJ-FLEC(金融経済教育推進機構)についても紹介がありました。石田所長は、J-FLECが学校や職場へ中立・公正な講師を無料で派遣する取組を行っていることに触れ、三重県内においても積極的に活用してほしいとと呼びかけました。
さらに、三重県の現状についても説明がなされました。
個々人がお金に関する知識や判断力を身に付け、多様な幸せを実現する「ファイナンシャル・ウェルビーイング」の重要性を強調。その上で、三重県において「金融教育が必要」と考える人の割合は68.4%に達している一方で、実際に教育を受けたと認識している人は6.0%にとどまっているという現状が共有されました。
具体的な取組としては、三重県金融広報委員会と連携したJ-FLECの広報活動、警察署と協力した金融犯罪被害の未然防止に向けた街頭啓発、学生や高齢者を対象とした啓蒙活動などが紹介されました。石田所長は、「三重県金融広報委員会や県内金融機関と連携し、金融経済教育のさらなる充実を図りたい。これらの取組を通じて、三重県全体の金融リテラシー向上を目指していきたい」と、協力を呼びかけました。
実感を伴う金融経済教育を!

一見知事は、ワニー参事官について、「特撮番組の怪獣のような姿を想像していましたが、実際にお会いするととても優しそうなキャラクターで安心しました」と、冗談を交えながら歓迎の意を表し、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
懇談の中で、一見知事は自身のエピソードを紹介しました。
「実は今日、子どもから『新NISAを始めたいので、口座の状況を教えてほしい』というメールが届いたばかりでした。若い世代の間で、将来に向けた意識が着実に高まっていることを実感しています」と、述べられました。
また、今後の社会情勢を見据え、
「人口減少社会においては、若い頃から自ら資産形成について学び、備えていくことが不可欠です。現在の小学生は、物を作って販売するなどの実践的な学びも経験しています。金融教育においても、単なる知識の習得にとどまらず、実際に体験し、行動してみる“実感を伴う教育”が重要だと考えています」と、知事としての見解を述べられました。
表敬訪問の締めくくりには、ワニー参事官と一見知事による名刺交換および記念撮影が行われ、三重県におけるファイナンシャル・ウェルビーイングの実現に向け、官民一体となった取組をさらに加速させていくことを確認しました。
